Doctor’s Voice
【E-コンサル Award 2023 総合グランプリ受賞】佐田先生がご回答にかける思い

専門医へのオンライン相談サービス「E-コンサル」では、1,200名以上のエキスパート専門医の先生が、主治医の先生方のご相談にご回答協力くださっています。
先日、Mediiは「E-コンサルAward 2023」を企画し、E-コンサルを通じて高度な知見や経験を主治医に提供することで患者を救い、医療に貢献したエキスパート専門医に敬意を表し、僭越ながら66名の先生を表彰させていただきました。
今回は、その中でも総合グランプリを受賞された大阪大学大学院医学系研究科 変革的感染制御システム開発学の佐田竜一先生に、受賞された感想やご回答にかける思いをお伺いしました。
目次
——いま一度、佐田先生のご所属やご経験をご紹介いただけますでしょうか。
大阪大学と日本財団が連携した感染症対策プロジェクトの一環で、感染制御技術開発研究という枠組みの中に感染制御システム開発学寄附講座(※下記画像参照)があります。そちらがメインの職場になります。私自身は少し雑多な出自のある医師なので、感染症診療や感染制御だけではなく、リウマチ専門医としてリウマチ診療をしつつ、総合診療医としてプライマリケアに携わり、さらに医学教育についても興味があるのでそちらでも執筆や連載をしています。

——E-コンサルAward 2023で総合グランプリを受賞されました。率直なご感想はいかがでしょうか。
私としては何かしらを達成したいという思いは全くなく、完全に自己研鑽のために回答しています。先述したように私にはマルチな出自があるので、今の環境だけでは、プライマリケアや膠原病領域の知識や能力が落ちてしまいます。多方面で能力を維持向上していくことは非常に難しいため、そのためのツールとして利用している部分が多いです。ですので、それをグランプリと言っていただくと恐縮な気持ちでいっぱいです。
一方で、主治医の先生とのやり取りのなかで自身では気付かない視座や視点をいただけたり、ベッドサイドの不安や悩みが吐露される瞬間が訪れたり、医学教育的に「自身だったらこう対応する」とアドバイスさせていただくことで、私が疑似的にベッドサイドで主治医の先生方とやり取りするような形になっている部分もあり、とにかくありがたい限りです。
——非常に多くの相談にご回答いただいています。どのような思いでご回答協力いただいているのでしょうか。
元々は、山田先生(Medii代表医師 山田 裕揮)と知り合いでしたので、何かお手伝いしたいなという気持ちから始めました。個人的には、このことで私自身が「地域貢献をしている」などと大きなことを言うべきではないですが、Mediiのシステムの中で一人の医師がうまく歯車の一つとして動いているという現状があるということにこそ、E-コンサルの地域貢献における本質的な意味があるのかなと感じています。私は歯車であることが好きなので、あくまでギアの一つでありたいなといつも思っています。いつも私の方がたくさん学ばせていただいています。
——Medii編集部より
E-コンサルには、多くのエキスパート専門医の先生方が佐田先生のように豊富な知見と経験をもって、主治医の先生のご相談に真摯に温かくご回答くださっています。
匿名・完全無料でエキスパートの先生方へご相談いただけますので、鑑別診断や治療方針に悩んでいる場合はもちろん、方針が決まっているものの他施設の専門医ならどう対応するかを知りたいという場合でも、E-コンサルのエキスパートとぜひディスカッションくださいませ。
(文責:Medii編集部)
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