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医師は、どんな医師から情報を得ているのか?

医師は、どんな医師から情報を得ているのか?

医師調査で見えた「本当に影響力のある医師」の正体

2025/11/5

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医師同士の間で、どのような情報が行き交い、誰の発信が信頼を集めているのか。いま、医師の情報収集や発信のあり方は大きく変化しています。

609名の医師を対象とした今回の調査では、医師がテーマによって、どのような医師の情報を信頼するのかという構造を明らかにしました。これからのDtoDマーケティング戦略を考える上での、一つのヒントとしてご活用いただければ幸いです。

【調査概要】
調査方法:オンラインアンケート
実施期間:2025年10月
対象:Medii会員医師
有効回答数:609名
調査内容:医師同士の情報共有に関する調査

医師の関心は、臨床に直結するテーマに集中

医師は、他の医師が発信する情報の中で、どんな内容に関心を寄せているのでしょうか。
調査では、日常診療に関わる実践的なテーマが圧倒的に多いことが明らかになりました。

🔽他の医師が発信している情報への関心テーマ

調査の結果、「診断戦略」(56%)、「治療・フォローアップ」(53%)、「ガイドライン・エビデンスの最新情報」(47%)といった、臨床に直結するテーマが上位を占めました 。

一方で、「医療経営」(14%)や「キャリア選択」(12%)といった、診療以外のテーマは関心が低く、多くの医師が臨床現場での判断や対応に役立つ情報を重視していることがわかります。

また、「他の医師の発信に関心はない」と回答した医師はわずか5%にとどまり、医師同士の情報発信や共有が、日常的な行動として定着していることも示されました。

医師は「情報のテーマ」で情報源を使い分けている

さらに深掘りすると、医師は求める情報のテーマに合わせて、何を重視し、どんな医師から、どのチャネルで情報を得るかを使い分けていることがわかりました。

診断戦略や治療などの臨床に直結するテーマと、キャリア選択や経営などの非臨床テーマでは、行動の傾向が大きく異なります。

1. 重視するポイント

🔽他の医師が発信している情報について重要視している項目の割合

まず「重要視する項目」を見ると、「内容が分かりやすく短時間で把握できるか」は、臨床・非臨床を問わず全体的に高い割合を示しており、医師が共通して求めるニーズであることがわかります。

その上で、テーマごとの特徴が表れています。

診断戦略や治療など臨床に直結するテーマでは、「臨床で使える具体的ノウハウがあるかどうか」が圧倒的に重視されています。(「診断戦略」で80%、「治療」で74%)。加えて、「新薬・最新技術のトレンド」や「ガイドライン・エビデンスの最新情報」といった情報のアップデートが重要なテーマでは、「速報性が高いかどうか」も他の項目に比べて重視される傾向が見られました。

一方、非臨床テーマでは、「無料で情報を入手できるチャネルか」がもっとも多く挙げられ、求める情報のテーマによって重視するポイントが異なることが明らかになりました。

2. 参考にする医師

🔽どのような医師の発信内容を参考にしているかの割合

参考にする医師の傾向も、テーマによって異なります。

臨床テーマでは、「ガイドライン作成委員や学会発表を行うなど、その分野に精通している医師」や、「学会役員や大学教員など、学術的ポジションがある医師」が圧倒的に多く選ばれました。

一方、非臨床テーマでは、「オンラインコミュニティやSNSやYouTubeなどで発信している医師」(「キャリア選択」で52%、「医療経営」で48%)の割合が、権威ある医師を大きく上回り、参考にする医師像が逆転しています。

臨床では「専門性の高さ」が、非臨床では「親しみやすさや共感性」が重視される傾向にあり、医師は情報のテーマに応じて、“誰の言葉なら信頼できるか”を変えていることがうかがえます。

3. 利用チャネル

🔽他の医師が発信している情報ごとに利用するチャネルの割合

情報入手のチャネルの違いも明確です。

臨床テーマは、「学会・セミナー・ウェビナー」や「論文・ガイドライン」が中心ですが、非臨床テーマでは、「SNS・YouTube・ブログ」など、よりカジュアルなチャネルが多く利用されています。

また、医師向け情報プラットフォームは、テーマを問わず一定の利用率を示しています。これは専門性の高い情報にも、気軽に触れられる話題にもアクセスできるためと考えられます。

この結果から、医師は臨床の高度な専門情報は、より信頼性の高い発信源から、非臨床テーマは、身近なチャネルで受け取る傾向が見えてきました。

では、情報の発信側の医師に目を向けてみます。

学会や論文だけではない、「影響力のある医師」とは

調査の結果、医師の約半数が、他の医師に対して何らかの情報発信をしており、その手段をみると、「学会・セミナー・ウェビナー」や「論文・ガイドライン」がそれぞれ23%でトップでした。一方で、「SNS・YouTube・ブログ」での発信者はわずか5%にとどまります 。

🔽他の医師に情報発信しているチャネルの割合

しかし、その発信頻度を見ると、様相が変わります。

🔽チャネルごとの他の医師に情報発信している頻度

学会や論文での発信が「年に1回程度」(学会38%, 論文37%)に集中しているのに対し 、発信者の比較的少ないSNSや、医師向け情報プラットフォームは、極めて高頻度で発信している医師が多数を占めます。

これは、SNS等での情報発信は一部の医師に集中していることを示唆しています。発信者の数は少なくとも、一人当たりが医師コミュニティに与える影響力は大きいと考えられます。

医師向けに情報発信している医師と連携したDtoDマーケティングの可能性

今回の調査から、医師は他の医師が発信する情報を、テーマや目的に応じて複数のチャネルから受け取っていることが明らかになりました。

こうした構造の中で、情報テーマごとに影響力を持っている医師と連携していくことができれば、DtoDのマーケティングにおいて、より多くの医師に必要な情報を届けることが可能になります。

一方で、「特定の疾患領域において、多くの医師から信頼され、デジタル上で影響力を持つ医師は、一体誰なのか」「どう連携すれば、医師に届く情報発信ができるのか」を把握するのは容易ではありません。

Mediiでは、この課題を解決する具体的なソリューションを提供します。

私たちは、医師のニーズに寄り添いながら、製薬企業の皆さまとともに、より質の高い医療の実現に貢献していきたいと考えています。

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