専門医の7割が“助けたいから答える” 回答の実態とその理由に迫る
Eコンサル利用実態調査から見えた臨床現場のリアル

医師が日々の診療で直面する複雑な症例や診断・治療に関する疑問。こうした課題を解決し、患者さんにより良い医療を提供するためには、その分野や疾患に精通したエキスパート専門医の知見が不可欠です。Mediiが提供する医師向け専門医相談サービス「Medii Eコンサル」(以下、Eコンサル)は、まさにこの医師間の知見共有を円滑にするプラットフォームです。
前回は、院内コンサル環境がある医師でさえ9割が「Eコンサルとの併用」を望んでいるという調査結果をお伝えしましたが、今回は視点を変え、Eコンサルで回答する側のエキスパート専門医がどのような思いで、また、どの程度の熱意を持ってこの取り組みに参加しているのか、その実態に迫る調査結果※をご紹介します。
※Eコンサル 会員医師向け利用実態調査 2025年1月27日~2月2日実施、有効回答数82名
約7割が「困っている主治医を助けたい」という強い思い
まず、Eコンサルで日々多くの相談に回答しているエキスパート専門医のモチベーションの源泉は何なのでしょうか。
今回の調査では、実に70%近いエキスパート専門医が、「困っている主治医を助けたいという気持ち」がEコンサルで回答する最も大きなモチベーションになっていると回答しました。
🔽Eコンサルで回答している理由(複数選択)

この結果は、医師同士の助け合いや貢献の精神に支えられた、温かいコミュニティであることを示しています。専門知識や経験を持つ医師が、他の医師の力になりたいという純粋な思いが、Eコンサルを通じて多くの臨床疑問の解決に繋がっています。
9割以上が月間複数回のコンサル対応に前向き
専門医は多忙を極めることが一般的ですが、Eコンサルにおける回答協力体制はどうでしょうか。
驚くべきことに、90%以上のエキスパート専門医が、月間に複数回のコンサルテーション対応が可能であると回答しています。
🔽負担にならない月間コンサル件数

これは、多くのエキスパート専門医がEコンサルを通じた貢献に非常に前向きであり、自身の知識や経験を積極的に共有する意思があることを示しています。この高いコミットメントが、Eコンサルの迅速かつ質の高い回答提供体制を支える重要な要素となっています。
95%以上がEコンサルを通じたアドバイスの臨床的有用性を確信
では、エキスパート専門医自身は、Eコンサルを通じた症例相談に対する回答が実際の臨床現場においてどの程度有用であると考えているのでしょうか。
この点についても、極めて肯定的な結果が得られました。早期診断促進、最適な治療選択、そして医療連携の最適化という3つの重要な側面それぞれにおいて、95%以上のエキスパート専門医がEコンサルを通じたアドバイスは有用であると考えていることが明らかになりました。
🔽早期診断促進において、Eコンサルを通じたアドバイスはどの程度有用か

🔽最適な治療選択において、Eコンサルを通じたアドバイスはどの程度有用か

🔽医療連携の最適化において、Eコンサルを通じたアドバイスはどの程度有用か

これらの結果は、Eコンサルが単に情報共有のツールであるだけでなく、実際の診療の質向上に大きく貢献していることを、回答する側のエキスパート専門医自身が強く認識していることを示しています。
Medii Eコンサルを活用した製薬マーケティングの可能性
今回の調査では、Eコンサルに協力いただいているエキスパート専門医の多くが「困っている主治医を助けたい」という強い動機で参加しており、回答にも継続的に前向きであることがわかりました。また、95%以上の専門医がEコンサルを通じたアドバイスの臨床的有用性を実感していることからも、Eコンサルが医師間の信頼を基盤とした実践的な議論の場として機能していることが明らかになりました。
このような信頼性の高いプラットフォームにおいては、現場の課題や臨床判断に関する示唆が自然と集積されていきます。こうした情報は、製薬企業にとっても、現場の実態を理解し、よりニーズに即した情報提供のあり方を検討するための参考となる可能性があります。
私たちは、医師のニーズに寄り添いながら、製薬企業の皆さまとともに、より質の高い医療の実現に貢献していきたいと考えています。
