自分が患者ならこの先生に診てもらいたい!と思う各分野における専門医に自分の病状などの意見を問えます。代表が10年来の勉強会で築き上げてきた仲間との信頼関係あってこそのチームで、一丸となって地域医療の問題点に切り込んでいきます。
何より自分が患者として、このシステムなら使いたいと思うシステムを自信を持って提供しています。年齢・世代や得意・不得意に関わらず、直感的に簡単にできる仕様を心掛けています。
実際に使う医師が使いにくければ意味がない。医師としての現場感覚があるからこそ、現場感覚に合わせたプロダクトが作れています。医療者のこういうのが欲しかった!を形に。
一度も病気になったことがない、病院に行ったことがない人はどれくらいいるでしょうか?
もしあなたが、あなたの家族や大切な人が、重い病気になってしまったなら?
私は、自分が医師になる直前の医学生6年の時に難病の診断を受けました。しかも、4回入退院を繰り返していたものの、地方に住んでいたのでなかなかその病気に詳しい専門医に診ていただく機会には正直恵まれなかったことも、診断・治療に苦慮した経緯としてありました。地域医療格差、専門医不足問題は間違いなく存在します。
自分と同じ難病患者さんに寄り添いたい。その想いから膠原病内科という免疫難病を専門とする内科医になりました。しかし、専門医を取って地元に帰ろうかというタイミングとなり、自分一人だけでは地域の患者さんのすべてを救うことはできず、同じような医療課題を抱えた地域は日本中たくさんあることを問題視していました。その解決のためには仕組みを変えるしかないと考え、手段として起業しました。
そのようにして院外の専門医コンサル(相談)プラットフォームである「E-コンサル®︎」が生まれました。
同じ和歌山市出身で尊敬する経営者である松下幸之助氏は以下のように残しています。
人には燃えることが重要だ。
燃えるためには薪が必要である。
薪は悩みである。
悩みが人を成長させる。
松下幸之助(1894-1989年)
私は地域での患者体験を通して”悩み”という大きな”薪”を得たと考えています。この問題解決のため、私が持つ誰にも譲れない燃ゆる想いがきっかけになって、一人でも多くの人の心に燃え移って、Mediiがこれをご覧くださっている方の先の未来を少しでも明るく照らしていけるよう、心から祈っています。